学校の様子

南養ブログ

中学部3年見学旅行:旭川方面での充実した3日間

 中学部3年生は7月9日~11日の2泊3日で旭川方面へ見学旅行に出掛けました。多くの先生や生徒たちに見送られて、期待と緊張が混ざった面持ちで出発しました。旭山動物園、当麻鍾乳洞、旭川博物館、旭川市科学館サイパルを見学し、どの見学先でも興味のある物を見つけて充実した表情を見せていました。学校とは違う場所での食事、友達との入浴や宿泊も、特別な思い出になったようです。天候にも恵まれ、充実した3日間は生徒たちにとって忘れられない経験となりました。

 

 

 

 

 

中学部2学年「成長を感じた宿泊研修」

 少々天候が不安な中、宿泊研修に出発しました。必要な荷物を全部自分で背負い、路線バスでの移動となりましたが、生徒たちは疲れも見せずに元気いっぱいでした。宿ではしっかりとマナーを守ったり、声の大きさを調整したり、さすが中学生だなと成長を感じました。2日目は学級対抗ゲームで盛り上がったり、陶芸体験をしたりと満喫しました。最後にフロントの方にお礼を言った際の大きな声が、みんなの充実した気持ちを表していたと思います。

 

 

高等部体育大会「雨の中、力を出し切った体育大会」

 7月4日(金)に高等部体育大会を実施しました。当日は小雨が降っていましたが、生徒の皆さんは大変意欲的に競技に参加することができました。どの競技にも練習の成果を発揮し、自分の力を出し切ることができました。自分が参加しない競技でも友達を大きな声で応援する姿がとても印象的でした。学年対抗リレーでは、友達に声を掛けてバトンをパスするなど、協力して取り組むことができました。

 

高等部合同音楽「サマーコンサート」

 7月11日(金)、高等部の1年生から3年生まで全員での合同音楽「サマーコンサート」を行いました。「サマーコンサート」では、「上を向いて歩こう」「ピタゴラスイッチ」「オーシャンゼリゼ」「気球に乗ってどこまでも」「南幌養護学校校歌」などのみんなが知っている楽しい曲をたくさん聴きました。サックスやカホンの演奏、リコーダーアンサンブルなどいろいろの楽器の音色も楽しく、音楽に乗って集う楽しいひとときとなりました。

高等部3学年社会生活実習

 6月2日(月)~13日(金)の日程で〈一部は16日(月)~27日(金)〉、社会生活実習を行いました。初めは緊張気味でしたが、慣れるにつれ、意欲的に作業や活動に取り組むことができました。実習で学んだことを、残りの学校生活や卒業後の生活にいかしていきたいと思います。

小学部運動会を終えて

 6月19日(木)、晴天のもと、無事に運動会を終えることができました。当日はこれまでにない日差しと暑さでしたが、子どもたちは本当に力を尽くし、頑張った姿を見せてくれました。練習の成果を存分に発揮できた人、厳しい天候が試練になった人、様々だったと思いますが、みんなが最後まで頑張りぬき、大きな感動を与えてくれました。たくさんの練習を乗り越え、また一つレベルアップした姿がありました。

 保護者・関係者の方におかれましては、暑い中での御参観も大変だったかと思いますが、温かい御声援や御協力が、子どもたちの大きな力になったことと思います。

高等部2学年 宿泊研修

 6月19日(木)から20日(金)の日程で、高等部2年生の宿泊研修がありました。研修先は千歳市の「北海道箱根牧場」、室蘭市の「室蘭えみらんDEZAI環境科学館」、白老町「ウポポイ民族共生象徴空間」の3か所で、宿泊先は「登別グランドホテル」でした。「北海道箱根牧場」では、生乳を使用したチーズ作りを体験し、全員のチーズが素晴らしい出来あがりとなり大成功でした。また、「室蘭えみらんDENZAI環境科学館」では、生徒たちの興味をひく展示が沢山あり、科学の不思議や楽しさを夢中になって体験していました。「ウポポイ民族共生象徴空間」では、アイヌ民族伝統芸能のショーの迫力や映像の美しさに生徒たちは真剣な表情で鑑賞し、アイヌ料理体験、ムックリ演奏体験、博物館見学を通して、アイヌ民族の文化をじっくりと味わうことができました。宿泊先の「登別グランドホテル」では、大浴場での入浴や食事がとても楽しい思い出となったことと思います。1泊2日の日程でしたが、天候にも恵まれ、大変充実した宿泊研修となりました。

第4回中学部陸上記録会を終えて

    総練習、当日と天候が心配されましたが、みんなの願いが届き、6月5日(木)に予定通り、無事に陸上記録会を実施することができました。曇り空から一変、青空が広がり、生徒の笑顔や頑張る姿がより一層映えました。これまで、生徒たちは、目標記録の更新を目指して、練習の疲れを感じながらも、毎日励んできました。
    当日は、保護者の方々の声援に応えようと精一杯、走り、跳び、投げ、輝く姿がとても印象的でした。前日までの記録を更新しようと高い目標をもって競技に参加する生徒。自分の歩幅で、自分の力で教師と一緒にゴールを目指す生徒。当日は、友達や保護者の方々の声援を力に変えて、記録を更新できた生徒もいました。
    閉会式の表彰式では、目標記録を更新できた生徒が発表され、沢山の生徒が学校長から誇らしげな表情でメダルを受け取る姿が感動的でした。
    記録会のような行事は、生徒自身が達成感や充実感を得やすく、周囲の大人は生徒の成長や今後の可能性を感じることのできる機会です。生徒たちは、この経験から、目には見えない心の葛藤を経て、また一段階立派な中学生となったことでしょう。来年も更なる成長を期待しています。 (文責:深谷 真紀子)

生徒会役員選挙

 5月19日(月)に行われた生徒会役員選挙では、役員に立候補した6名の生徒が中学部・高等部の生徒たちの前で、選挙演説をしました。一人一人が自分の言葉で素晴らしい演説をすることができ、演説のたびに体育館はあたたかい拍手に包まれました。演説終了後は、南幌町役場からお借りした、実際に選挙で使用している記載台や投票箱を使って、投票用紙に記入したり、シールを貼ったりして投票することができました。『明るく、楽しく、優しい南幌養護学校にしたい!』と演説した生徒会役員の活躍に期待しています!